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モラトリアム系ゆとり大学院生の肩透かしな毎日

ラボ畜予備軍



修士論文を提出して早3週間。わたしは半ばもぬけの殻のように過ごしています。


修論を書いてるころは早く解放されたい!あれやりたいこれやりたい!ここに行きたい!とか願望がいっぱいあったはずなのに、いざ出し終わってみると拭い切れない、虚無感。この半年は、良くも悪くも研究に生かされていたことを実感してしまった。


それを先輩に言ったところ、力強く頷いてくださったのできっとこれは院生あるある。この際残り少ない院生生活で院生あるあるを掻き集めてR-1でも狙おうか。


修論提出後の虚無感と戦ってる院生あるあるAは、今日(も)普通に研究室にいた。M2は来なくなる人もいれば、何かに縋るようなキモチ(と面持ち)で研究室に頻繁に出入りする人もいる。ちなみに、わたしは圧倒的後者。あれだけ狭い狭いって文句言ってたワンルームの部屋は、いったんすべてを失ったわたしには余りにも広い。


それならば、人よりは少し広めのデスクと先輩や後輩の笑い声が響く研究室の方がいくらか居心地が良い。